8月の洞川温泉は、山里の静けさと対照的に、年に一度だけ強い熱気に包まれます。
それが8月3日に開催される「行者まつり」です。
この祭りは、大峯山の開祖とされる役行者(えんのぎょうじゃ)が島流しから無罪となり大峯山へ戻った際、村人たちが鬼踊りで盛大に迎えたという伝承をもとにした、洞川温泉ならではの伝統行事です。
■ 8月3日 山里が“祭りの熱”に切り替わる日
静かな温泉街に少しずつ音と人が満ちていきます。
・稚児行列(地域の子どもたちによる行列)
・ひょっとこ踊り
・もちまき(来場者参加型の盛り上がり)
・山伏・役行者ゆかりの荘厳な行列
・鬼踊りの本格的な巡行
・護摩供(御神火を用いた祈祷)
といった催しが続き、夜にかけて一気に祭りの空気へと変わります。
※内容変更の場合あり
特にひょっとこ踊りは、ユーモラスな面と動きで観客を巻き込み、洞川の“素朴な熱狂”を象徴する場面です。賑やかで独特の鬼踊り行列も沿道の人が多く見物する見逃せないイベントです。
温泉街全体が舞台となり、鬼踊りの一行が練り歩きます。
鬼の面をつけた踊り手、法螺貝の音、太鼓の響き。
派手な演出ではなく、修験道の世界観そのものが“日常の中に現れる”ような独特の空気があります。

■ フィナーレ 山に響く花火
そして夜の終盤、祭りはクライマックスを迎えます。行列の最後に御礼護摩が焚かれた後はいよいよ花火。
行者まつりの花火は、山に囲まれた洞川温泉街から打ち上げられ、音が山に反響しながら広がっていきます。
都会の花火大会とは違い、
“山そのものが観客席になる花火”です。
祭りの余韻と静寂が入り混じる中で夜空が開く、この瞬間が行者まつりの象徴と言えます。
※花火は8月3日の夜、例年21時頃からと遅い時間に実施されます。
キャンプベースカドジンに滞在すれば、この特別な祭を“外から見る側”ではなく、“暮らすように体験する側”として味わうことができます。
・昼は川と森の涼しさ
・夕方は温泉街の祭りへ
・夜は山に響く花火の余韻をキャンプで味わう
祭りの喧騒と、キャンプの静けさ。その両方が同じ夜に存在するのが、この時期の洞川の魅力です。

■ ご予約について
8月2日・3日前後は洞川温泉エリアが大変混み合います。
キャンプベースカドジンも早めのご予約をおすすめいたします。
この夏だけの特別な時間を、ぜひ体験してください。
